鎌倉好き集まれ!deskさんの鎌倉リポート・第158号(2011年9月22日)

称名寺と朝夷奈切通し

称名寺

称名寺太鼓橋

称名寺庭園と金堂

昨年下見をした上でみんなと行く計画をしたけど、大雨で途中までとなったコースに再挑戦。
今年も台風が来てどうなることかと思ったが、うまいことに前日に通過したので予定通り実施した。
金沢文庫駅に集合して称名寺へ。
称名寺は大きな池の向こうに金堂が立っていて、朱塗りの太鼓橋とあいまってきれいだ。

金沢文庫

金沢文庫へのトンネル

金沢文庫の建物

称名寺境内の奥に金沢文庫へ通じるトンネルがある。
トンネルを抜けると金沢文庫の入り口。

鎌倉時代の金沢(かねざわというらしい)北条氏が古今の書籍を集めて金沢文庫を作ったものを基礎に作られた現在の金沢文庫、県立となっている。

朝夷奈切通し

朝夷奈切通しの表示板

朝夷奈切通し入り口の石仏

金沢文庫から金沢文庫駅に戻り、京急で金沢八景駅へ。
金沢八景から鎌倉行きのバスに乗って朝日奈バス停へ。

そこから朝夷奈切通しを歩く。
入り口のところに表示板と古い石仏が立っている。
昔の面影を示している。

切岸

切岸

嵐の後で、強風によって落とされた小枝が散乱し、ところによっては木が倒れていた。思ったほど道は荒れていなかったので助かった。
ところどころに山を垂直に削った切岸が残っている。

熊野神社

石面に彫られた石仏

途中左に折れて10分ほど歩くと林の中に熊野神社がある。小さな社で紀州の熊野大社を勧請したというが清楚でなかなか良い。

元に戻って進むと中間点につく。少し広くなっているところの石面に仏像が彫られている。

三郎滝

太刀洗の水

さらに降りていくと左手に小さな滝がある。
この切通しを作ったといわれる朝比奈三郎の名をとって三郎滝という。
その少し先の右側に竹ずつから水が流れ出している。梶原景時が上総介広常切った刀を洗ったと言われている太刀洗の水。

これを過ぎるとまもなく地道が終わり十二社神社バス停に着く。