鎌倉好き集まれ!deskさんの鎌倉リポート・第255号(2018年3月13日)

鎌倉街道中道(なかつみち)Ⅰ

鶴岡八幡宮

H30.3.13鶴岡八幡宮三の鳥居

H30.3.13鶴岡八幡宮西の鳥居

30年以上も折に触れて鎌倉へ行っているが鎌倉街道を意識して歩いたことはなかった。鎌倉時代以降鎌倉から各地へ行く鎌倉街道がつくられていた。その主なものは化粧坂切通から信濃・越後に行く上道、巨福呂坂切通から下野・奥州へ行く中道、 朝夷奈切通から常陸へ行く下道がある。とても遠くまでは行けないけど鎌倉から出るところだけでも歩きたいと思って先ずわかり易い巨福呂坂切通を通って行く道を歩くことにした。この道は頼朝の奥州征伐の折通った道とか。

鎌倉街道はなんと言っても鎌倉の中心鶴岡八幡宮からスタートしている。
そこで鶴岡八幡宮の三の鳥居から歩き出した。境内の西側の鳥居を出て少し歩いて左に上る道が巨福呂坂切通だ。

巨福呂坂切通し

H30.3.13青梅聖天

H30.3.13庚申塔

巨福呂坂切通を歩くとすぐ左手に青梅聖天がある。
そしてその先には庚申塔が纏められていた。
だかこの道は途中で民家の庭に消えていて通り抜けができない。
そこでもとの道へ戻って北鎌倉のほうへ向かって歩いた。

H30.3.13巨福呂坂切通しは民家の庭へ消える

H30.3.13建長寺山門

鎌倉街道

H30.3.13成福寺山門

H30.3.13旧鎌倉街道中道の碑

道を歩いてゆくと巨福呂坂トンネルの先に建長寺、更に歩いてゆくと東慶寺、円覚寺が街道に面して山門を構えている。
北鎌倉を通り過ぎて小袋谷で右に曲がって、踏切を渡ったところに成福寺がある。山門脇に早咲きの桜が咲いていた。
寺の左側の道を歩く。大きなバス道路を横切って次の大きな通りを渡ったところに鎌倉街道中道の石塔が立っていた。

石塔の左の道をまっすぐ歩く。ずっと歩いてゆくと芝浦メカトロにクスのビルに突き当たる。右に曲がると川に沿っての桜並木になる。
資生堂のところで左に曲がってあとはまっすぐあるく。

H30.3.13富士見不動尊

H30.3.13芝浦メカトロニクス前の桜並木

H30.3.13右手奥の山の山腹に青木神社

H30.3.13庚申塔

やがて右の山の山腹に青木神社の鳥居が見えてきた。
更に歩くと旧笠間村の庚申塔が道端に立っていた。
そして新橋(にいばし)に到着。
橋を渡ったところにとつか道の碑が立っていた。

ここまでで3時間約5キロ。疲れたので今日はここまで。
笠間十字路バス停からバスで大船駅へ行き藤沢経由で帰った。

H30.3.13新橋(にいはし)

H30.3.13とつか道の碑