裏駅から出て山に向かって左側の路地を入っていくとバス通り（由比ガ浜通り）に出られます。
その通りが御成通りです。市役所まで行きません。市役所前の通りは今小路（右に英勝寺、左に御成小学校などあります）。
御成通りには昔ながらの建物があります。
バス通り側から三つご紹介します。


くろぬま。
ここは元々は紙屋さんなようですけど、文房具屋さんというか、．．．雑貨屋さんでもないし、駄菓子屋さんでもないけど、何ていうかわかりません。昔懐かしい小物を売っているお店です。
クチコミ掲示板で何回か紹介されています。
ここはおじいさんとおばあさんがおだやかにゆっくりとされています。いつまでもお元気でいて欲しいと思います。

くろぬまの向かい側あたりに小川軒（レーズンウィッチで有名、本店は御茶ノ水のはず）、右に何軒か駅方向にいくと とり一 などがあります。

滝乃湯。
ここもやはり掲示板で何回か紹介されているお風呂屋さんです。

昭和初期の建物です。
ここでご紹介するのは外観だけですが庶民文化の粋という感じで、番台やペンキ絵など内装もなかなかのものです。
銭湯ファンにはかなり有名なところなようで、何年か前に廃業しようとしたときに、数千名の署名が集まって存続が決まりました。が、いよいよあと一年で廃業とのことです．．．去年の夏ごろに掲示が出ていました。
跡地は駐車場になる予定とのことです。
何とか存続かせめて建物保存の手立てはないものでしょうか．．．

安保医院。
大正末から昭和初期の建物です。
この辺に大正から昭和初期の医院建築はこの他もう一つ現存しています。
さらにもう一つ段葛（若宮大路）にあったのですがつい最近なくなり、駐車場への入り口になりました。
ここは鎌倉風致保存会が委託を受けて管理しているとのことです。ぶ～さんの同級生のお宅とのこと．．．
http://www.fsinet.or.jp/~fuhchi/

この写真の右方向が駅、左が御成小学校。見えない側の右後ろが段葛（自転車置き場がすぐ近くにあります）、見えない側の左後ろが 滝乃湯 と くろぬま 経由でバス通りに出ます。


私が常に思うのは、一度なくしたものは取り戻せない、ということです。