鎌倉好き集まれ!eggmanさんの鎌倉リポート・第21号(2003年5月27日)

垣根 その三 鎌倉石

前回( 20 号)にちょっとご紹介しました 石垣 の石は 鎌倉石 といいます。昔(鎌倉時代頃)から採られていたようですが 別荘時代(明治二十年代~大正末の大震災頃)によくつかわれたようで、立派なお宅(あるいはその跡地)に見られます。
 最初の二枚は 裏駅から 御成小 に出て、門を越えて、図書館に行く途中のものです。
 私はここの 夏の夕方の風の音 が好きです。

何度か書いていますが、この写真のように 鎌倉の景観には裏山が見えることが重要 と思います。

御成小~図書館

御成小

鎌倉石に、笹のはえた土手に、植え込み。この木は珊瑚樹でしょう。
照葉樹林文化圏 という言葉を思い起こします。椿とかつやのある木の葉は湘南の山の南側の暖かい日差しによく合います。
こちらのお宅には松も生えています。やつでがはみ出ていてちょっと荒れていますがそれもまた風情あります...

...こちらの写真は空が飛んでしまいました。
こちらは高い石垣。うっそうと木が繁っています。

...こちらは逆にアンダー...

前回( 20 号)の石垣の写真は実は 垣根 ではなく 水路の壁 です。

これまでの垣根の写真( 18、20、21 号)はすべて、裏駅から長谷 にかけてのものです。
ぽりりんさんの表紙のお宅の石垣も鎌倉石ですね。