鎌倉好き集まれ!guri-guriさんの鎌倉リポート・第35号(2005年4月22日)
旧川喜多邸でお花見☆
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正しい日本の風景って感じ♪
華頂宮邸と同時に、川喜多邸も公開されていたので行ってみました。
この見事な桜、いつも板塀の外から、ぐーんと首を伸ばして見てるだけだったんですが、ちょうど公開時と重なり、いいお花見ができました。
この古い民家は、もともと大山のふもとにあった農家を、哲学者の和辻哲郎が買い取り、東京都の練馬区に移築し、さらに川喜多夫妻が昭和36年にこの場所に移築したのだそうです。
この見事な桜、いつも板塀の外から、ぐーんと首を伸ばして見てるだけだったんですが、ちょうど公開時と重なり、いいお花見ができました。
この古い民家は、もともと大山のふもとにあった農家を、哲学者の和辻哲郎が買い取り、東京都の練馬区に移築し、さらに川喜多夫妻が昭和36年にこの場所に移築したのだそうです。
昭和初期に、外国映画の輸入と配給を手がけ、日本の映画も海外へ紹介するという事業をしていた川喜多ご夫妻は、この移築した民家を、海外からのゲストを迎えるために使ったのだとか。
アランドロンも来た!というパネルです(笑)
他にもたくさんの賓客をもてなした写真がパネルになって飾られていました。
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アラン・ドロンも来た♪
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鮎も焼いたりして(うそです)
農家らしく、囲炉裏がありました。
ここでお湯を沸かして、お茶を振舞ったりしたのでしょうか?
今はテーブルと椅子を並べて、募金コーヒーを振舞ってましたが・・・(^_^;)
書斎に飾られていた、とっても立派な大名時計。
いつから時を刻んでいたのか、ものすごい存在感です。
和辻さんの書斎が再現されてるのかな?
びっちり本が並んでいました。
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What time is it?
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一晩泊まってみたい(笑)
もうひとつ、ここの下にある日本家屋が川喜多ご夫妻の住居だったんだそうですが、川喜多記念館にする場合は、そこを取り壊して新しい建物を建てる計画なのだそうです。
かなり古くて修復費用がかかるのでしょうが、もったいない!のひと言。
今こういう民家を建てようにも、なかなか建てられないのだから・・・
ただし資金がまだまだまだ全然足りなくて、いつになるのか未定とのことだけど、なんとか修復して、一部改装みたいな感じにできればよいのに・・・ね。