鎌倉好き集まれ!春風裕さんの鎌倉リポート・第11号(2009年7月26日)
鎌倉五山を巡る!円覚寺
JR北鎌倉駅から東側の小路を、鎌倉方面に歩いて行くと、左手に円覚寺が見えてきます。石段の上には、総門が見えます。総門の前には、もみじの木があって、今は葉っぱの緑がとても綺麗です。何度も見ている風景ですが、大好きな風景です。
総門をくぐると、すぐに拝観受付があって、そこで拝観料300円を納めます。この前、ここでお金がかかるからと、入らない方がいらっしゃいましたが、ここで引き返すのは、とても勿体ないと思いました。もちろん、価値観は人によって違うものですが。個人的には、円覚寺の拝観料は安いものだと思います。それに、これだけのお寺をまた次に来る機会も、気持ち良く歩かせていただくためのものだとすれば、惜しくはありません。
三門の風景も大好きな風景です。朝行くと逆光になってしまうのが、写真を撮ることを考えると難しいです。三門方向が輝いているというのも、見方によっては、神秘的なんですが。
三門の風景も大好きな風景です。朝行くと逆光になってしまうのが、写真を撮ることを考えると難しいです。三門方向が輝いているというのも、見方によっては、神秘的なんですが。
三門の奥にある仏殿の前には、大きなもみじの木があります。この緑の葉っぱが、今とても綺麗だと思います。秋になると、どんなふうになるのだろうと、想像しながら歩きます。実際に、秋の紅葉は見事だろうと思います。今から楽しみにしています。
仏殿脇には、選仏場があります。どのような意味なのかは分かりませんが、坐禅ができるようになっている小さなお堂のような建物です。選仏場の隣には、居士林があります。ここは在家の人が坐禅を行うところです。その脇に小さな道があり、そこを進むと高台に出ます。
龍隠庵のある高台からの眺めは、なかなかのものです。広い円覚寺の境内を一望できます。北鎌倉の風景はあまり見えないのが残念ですが、そちらの方は鐘楼と弁天堂のある高台に登れば良いでしょう。
仏殿の更に奥には、大方丈があります。庫裡と書院とが一緒になった建物のようですが、とても美しい建物です。建物自体は、奥の方から見た方が良いでしょう。手前の入り口を入った庭には、百観音と呼ばれる石仏があります。このひとつひとつの表情を眺めていると、何だかとても穏やかな気持ちになります。
円覚寺にはいろいろな花が咲いています。花のお寺と言っても良いくらいだと思います。広々とした境内でゆったりと紫陽花の花を楽しむこともできます。この日は、百日紅の赤い花が目立っていました。
円覚寺では、洪鐘と書いて「おおかね」と読むようです。そういう立て札が立っているのを目印に進むと、鐘楼と弁天堂がある高台に辿り着きます。そこから見えるのは、東慶寺辺りの眺めです。お天気が良い時には、富士山も見えるようです。
円覚寺は、14枚の写真だけでは紹介しきれないお寺です。またの次の機会に、円覚寺を歩いてみたいと思います。
円覚寺では、洪鐘と書いて「おおかね」と読むようです。そういう立て札が立っているのを目印に進むと、鐘楼と弁天堂がある高台に辿り着きます。そこから見えるのは、東慶寺辺りの眺めです。お天気が良い時には、富士山も見えるようです。
円覚寺は、14枚の写真だけでは紹介しきれないお寺です。またの次の機会に、円覚寺を歩いてみたいと思います。