鎌倉好き集まれ!春風裕さんの鎌倉リポート・第10号(2009年7月25日)
鎌倉五山を巡る!建長寺
いつも前を通ったりしている建長寺ですが、記憶ははっきりしませんが、ずっと昔入ったことはあると思います。でも、今年鎌倉を散策するようになってから、一度も歩いていないことに気づきました。
十橋を巡る途中で、総門をくぐってみる気になりましたので、さっそく入ってみました。
十橋を巡る途中で、総門をくぐってみる気になりましたので、さっそく入ってみました。
鎌倉五山は、中国にならって、禅宗の格式高いお寺を五つ定めたものですが、建長寺は、その第一位のお寺です。第一位だけあって、境内はとても広く、大きなお寺で、建物のスケールも大きく、圧倒されます。
京都と比べると、鎌倉は小さなお寺が多いような気がしますが、この建長寺と第二位の円覚寺は、京都の大きなお寺と比べても見劣りしません。
京都と比べると、鎌倉は小さなお寺が多いような気がしますが、この建長寺と第二位の円覚寺は、京都の大きなお寺と比べても見劣りしません。
鎌倉五山と言うと、残りは第三位が寿福寺、第四位が浄智寺、第五位が浄妙寺です。第二位の円覚寺と第四位の浄智寺は、訪れたことがあります。第三位の寿福寺も三門前までは行きましたが、普段は一般公開されていないお寺です。第五位の浄妙寺はいずれ訪れてみたいと思っています。
円覚寺も同じですが、境内には院と名が付くお寺が沢山あります。一般公開しているところも、していないところもあるようです。境内図で数えただけで6つありました。今回歩いたのは、本当にごく一部なんだと、後から境内図を見て思いました。またゆっくりと歩いてみたいと思っています。
鎌倉のお寺の境内の中には、とても良い顔をしたお地蔵さんが多いような気がします。円覚寺にも、長谷寺にも、明月院にもあったのを思い出します。
半僧坊は、建長寺の鎮守で、最も奥の山の中腹にある。お寺の境内の中に鳥居があり、その奥に半僧坊があるのですが、こういう場合に迷ってしまうのが神社なのか、お寺なのか分からないことです。お参りする時に、合掌すべきなのか、柏手なのかと言うことです。
半僧坊は、建長寺の鎮守で、最も奥の山の中腹にある。お寺の境内の中に鳥居があり、その奥に半僧坊があるのですが、こういう場合に迷ってしまうのが神社なのか、お寺なのか分からないことです。お参りする時に、合掌すべきなのか、柏手なのかと言うことです。
それにしても、鎌倉十橋をめぐり、亀ヶ谷切通を通ってきた足には、この石段がこたえました。帰りなどは足ががくがくしてしまい、これまでの鎌倉散策の中では、この日が一番長い距離を歩いたのではないかと思います。
疲れた足を癒すために、方丈に入り、しばらく庭園を眺めて休みました。心地良い風が池を渡って来ます。蒸し暑い日でも、こういうお寺の境内では、どこからか心地良い風が吹いて来ます。きっと周りを緑に囲まれて、自然に風通しも良く、街中よりも過ごしやすいのだと思います。
一日はオーバーかも知れませんが、建長寺は半日くらいのんびりと時間をかけて、歩きたいお寺です。
一日はオーバーかも知れませんが、建長寺は半日くらいのんびりと時間をかけて、歩きたいお寺です。