鎌倉好き集まれ!春風裕さんの鎌倉リポート・第87号(2024年2月3日)

竹林の寺、報国寺

月曜日のテレビ番組で、江ノ島〜鎌倉の裏ルートを歩くという番組を観て、報国寺が出ていたので久しぶりに行ってみることにしました。
竹林寺の謎の大穴ということで、報国寺が出てきました。
報国寺は2,3回は行ったことがあるものの、そういうやぐらがあったっけと記憶に残っていないことに気づきました。
確かめに行くことにしました。
もともと浄明寺辺りを歩こうと思っていたところでした。
鎌倉駅から太刀洗行きのバスに乗って、行ってきました。

咲いていた白梅と紅梅

まずは本堂でお参り「合唱一礼」

今年は梅の開花が早いようですが、やっぱり咲いていました。
中には全然咲いていない木もありましたが、白梅と紅梅が綺麗に咲いていました。
梅の花のスポットに行くべきだったか、と思いましたが、それはまた次の機会にしましょう。

迦葉堂と枯山水

やぐら

竹林のあるエリアの手前で拝観料をおさめて入ります。
竹林の奥にある休耕庵で抹茶をいただきたいなら、拝観料と一緒におさめます。
入ると右手に坐禅堂の迦葉堂が見え、その前には枯山水のお庭があります。
報国寺はこぢんまりしていますが、とても美しい庭のあるお寺です。

テレビで観たやぐらもありました。
開基の足利家時と4代鎌倉公方足利持氏の嫡子義久の墓と言われているそうです。
結構大きなやぐらです。
それほど広くはないですが、ていねいに整備されている竹林があります。
地面には藁が敷き詰めていて、本当に手入れが行き届いている感じです。
竹林の奥に休耕庵があり、そこで抹茶をいただいている方もいらっしゃいました。
もう少し暖かくなったら抹茶をいただいても良いかなと思います。
建物の中ではないので、冬場は寒そうです。
境内はそれほど広くないので、20分もあればゆっくり歩けました。
総門から本堂へ続く参道脇の苔のお庭もとても美しいのですが、この日は光線の関係で写真は綺麗に撮れてませんでした。
朝が良いのかも知れません。
この日も実はランチがメインでした。
この後予約していた古民家のお蕎麦屋さんにお邪魔しました。
訪れるお寺は欲張らず、今日は報国寺だけにしました。