鎌倉好き集まれ!秀さんの鎌倉リポート・第17号(2003年7月1日)

路傍の花

コエビソウ

 この日は、北鎌倉駅からブラブラと・・・ドコのお寺へも寄らずに・・・鎌倉駅まで
『路傍の花』を求めて歩いてきました。

 先ず、鎌倉街道を東慶寺付近まで歩き始めると、派手な花が目に止まり、
狭い路地を入って行くと・・・民家の勝手口に。
その家の方に、これが『コエビソウ(小海老草)』であることを教えて貰いました。
ナルホド、近くで見ると、よく茹で上がった「海老」ソックリ。

*帰宅して調べると、英名も「シュリンプ・プラント」と言うそうです。

明月川の畔

 『近為』サンの店先の荷車の上には、いつも季節の花が
大きな竹篭に活けてあります。この時期は勿論、アジサイ。

 更に進むと、JRの踏み切り手前の左手に小川が現れ
ます。 キット、浄智寺門前の『甘露の井』辺りからの
湧き水も支流の一つとなって、この明月川を形成している
のでしょう。

川の畔のアジサイは、虫に食われた葉っぱもあり、寺院の
境内で手入れされたものとは一味違った野趣を味わえます。

明月院通りにて

 

踏み切りを渡って、左折し明月院通りに入ると、すぐ右手に
この可愛い看板があります。

いつも季節を感じさせてくれる小空間です。

*明月院を目指す行列に入ってしまうと見逃してしまいますヨ。
 
 
 鶴岡八幡宮の南まで下りてきて、『鉄の井』を過ぎた辺りで
右折し、 再びJRの踏切を渡ると正面が寿福寺。

 線路に沿った道(今小路)を少し北へ戻ると・・・・
この写真のスポット(英勝寺境内の南端)に。  
この景色を車窓から間近に鑑賞できるこの季節なら、
通勤(痛勤)電車も又楽しからずや・・・カナ?


英勝寺

 

  エピローグは鎌倉駅西口から御成通りへ。

 「瀧の湯」の近くの路地で見つけた「アジサイの車庫?」。
  幸せな車ですネ。

 「瀧の湯は年内に廃業・・・」という話を聞いているのですが、
  未だ入浴の機会に恵まれず。

御成通りの路地にて