鎌倉好き集まれ!秀さんの鎌倉リポート・第29号(2003年11月20日)
浄智寺
『鎌倉Today』情報によれば・・・、
モミジはまだまだ、イチョウはボチボチの感じだったので、
敢えてニッチな『柿もみじ』に期待を掛けて『浄智寺』へ。
ところが、受付の方に『今年は柿がダメ。昨年は鈴なりだった
けど・・』と言われガックリ。
しかし、書院の裏にはこの通り、見事に紅葉した柿が。
『・・・実の一つだになきぞ悲しき・・』でしたが。
でも、少し離れた崖から伸びてきている木には
この通りチビ丸君の様な可愛い実がまだ残っていました。
受付の方が、言われた『ダメ』の木はこの写真にある門の
傍の木の事だったようです。
来年は葵の紋が入った門を背景に、鈴なりの実が
期待できるでしょう。
(隔年に豊作になるそうだから・・・)
庭へ回れば、塔の手前に『千両』、向こうに『万両』
そして、チョット見えにくいですが・・・・・
後方の軒下にはピンクの花を付けた『ヒメツルソバ』。
新緑の光景(⇒ No.11 ご参照)からは一変していますが
今回は向寒の趣をジックリと味わえました。
そして、帰り際に予期せぬ所で本物の『モミジ』を発見。
コレは、受付裏に2本ある「タチヒガン」(いずれも市指定天然記念物)の
大きい方の樹上で頑張っているモミジで、宿木というのでしょうか?
地上10数メートルもあるところで「下宿」中?。
大家さんのタチヒガンに葉が茂っている時は、全く見向きもされなかった
でしょうが、今は、その存在を訴えている感じ。