鎌倉好き集まれ!秀さんの鎌倉リポート・第38号(2004年4月12日)
花いろいろ (No.2) .

安国論寺
ソメイヨシノの見頃が過ぎた10日(土)に『材木座エリア』を散策。
最初に立ち寄った「安養院」の本堂前では陽光に輝く花吹雪。
庭の隅にはハスが植えられた大きな甕があり、お寺の方が
「時々、このようにして・・・」と言いながら棒で甕の中をかき混ぜて
おられました。 (発酵か腐敗を防ぐ為なのでしょうネ)
次は、「安国論寺」。
入り口の山門前ではこの通り、紅白の『源平ハナモモ』が。
*この花は、空腹時には「串焼き」の様にも見えそうですね(笑)。

安国論寺
その串焼きならぬ「ハナモモ」をくぐって境内に入ると・・・・
季節を疑いたくなるような紅葉。 新芽の時からこの色で始まる種類の
『モミジ』で、山門を背景に紅色が冴えていました。
門の向こうに点々と見える紅白の花が1枚目のハナモモ。
本堂の右手前では、「鎌倉まつり」の野点用茶席の設営作業が
始まっていました。

常栄寺
もと来た路を途中まで戻り、「八雲神社」の前を通って、
「常栄寺」へ。
イツ見てもヤヤ派手な感じ(失礼!)のする門構えを入ると、
『ハボタン』が立派な花を付けていました。
花だけを見ると一見、「菜の花」風ですが、根元まで見ると
少々くたびれた感じのハボタンでした。
キット、お正月前に植えられたモノでしょうが、大事に育てると、
こんなに花を咲かせて恩返しをしてくれるのですネ。

常栄寺
本堂左手の水槽の中には『椿』を中心に数種の花が
浮かべられていました。
暫し、見つめていると・・・水槽が、底なし湖の様な
錯覚を覚えました。

妙本寺
そして、次は、「妙本寺」。
シャガを見ながら石段を登り境内へ。
名物のノウゼンカズラもこの時期には秋のアノ雄姿の面影は無く
深く刈り込まれた黒い太い幹のみが絡み合っていました。
本堂の右手では『八重桜』が丁度見頃。
人影がだんだんと少なくなってゆく境内・・・。
静寂の春の宵、象と獅子のように見える「木鼻」に向かってすーーと、
伸びた一枝が印象的でした。
帰路は、「夷橋」を渡り、少し桜の残っていた「本覚寺」の
境内を横切って若宮大路へ。
* 明日からの1週間は『鎌倉まつり』。
この若宮大路が更に賑やかになることでしょう。
シャガを見ながら石段を登り境内へ。
名物のノウゼンカズラもこの時期には秋のアノ雄姿の面影は無く
深く刈り込まれた黒い太い幹のみが絡み合っていました。
本堂の右手では『八重桜』が丁度見頃。
人影がだんだんと少なくなってゆく境内・・・。
静寂の春の宵、象と獅子のように見える「木鼻」に向かってすーーと、
伸びた一枝が印象的でした。
帰路は、「夷橋」を渡り、少し桜の残っていた「本覚寺」の
境内を横切って若宮大路へ。
* 明日からの1週間は『鎌倉まつり』。
この若宮大路が更に賑やかになることでしょう。