鎌倉好き集まれ!秀さんの鎌倉リポート・第40号(2004年5月2日)

佐助・扇ガ谷周辺散策 .


5月1日は「八十八夜」。

新緑が日増しに美しい季節の到来です。

先ずは、鎌倉駅西口から「裁許橋」を通り、案内板に従って
右折し佐助にある『鎌倉大谷美術館』へ。

ゆったりとしたスロープのあるアプローチを進むと・・・。
 

 英名を "Kamakura Otani Memorial Museum" と称する
この美術館はフランスの近代絵画の巨匠ラウル・デュフィの
コレクションで有名ですが、この日は開館七周年記念展として
日本画 『花逍遥』 が開催されていました。(6月26日迄) 


花鳥風月の鑑賞後は、アーチ型ゲート越しの「ツツジ鑑賞」。


(佐助1丁目にて)

 
 美術館を後にして細い道を北上。

市役所前を西に伸びている道を横切って・・・

「銭洗弁天」の方に進むと、このように夏椿に

良く似た花を付けたバラが満開の民家があり・・・・

(佐助1丁目にて)


 さらに進むと・・・・

こんなに見事な藤の花で囲まれたお家がありました。

よく見かける「藤棚」ではなく、藤の「滝」か「カーテン」の
様な仕立ての美しさ。

(扇ガ谷1丁目にて)

 
 「銭洗弁天」は大入り満員状態だったので、
早々に退散し、森林浴を兼ね『源氏山公園』を通って
寿福寺の近くへ下ってきました。


紅のつつじ、白バラ、藤のカーテンといずれ劣らぬ美しさ
でしたが・・・やはり最後は一番鎌倉らしい『やぐら』の
傍で咲く自然の淡い藤にて締めくくり。