鎌倉好き集まれ!秀さんの鎌倉リポート・第60号(2004年9月14日)

浜降式 (鶴岡八幡宮) .

(9月14日)

東の空にまだオリオン星座が輝いていた午前4時15分。

滑川の交差点脇には既に年配のご夫婦が一組。
『何年か前に一度来たことがある』とのことでした。

暫くして、神社の係りの方に、儀式は「材木座海岸」側で
行われると聞かされ、その後に集まってきた計10数人が
暗闇の浜へゾロゾロと移動。

 
              ↑ 4時50分過ぎ。 約40名の神職の方々が到着。

 

 
             
着て来た白装束とワラジを脱いで・・・準備体操(?)


  舟を漕ぐ仕草が続きました。  ⇒⇒⇒
 
 

イザ、海中へ・・・。

今朝は、湿度が高かったので、海中の方が気持ち良さそう。


               禊を終えて・・・、

夫々が一掴みほどの海草(ワカメ?)を採って戻って

来られました。 ⇒⇒⇒
砂浜に敷いたゴザの上に集って、手際よく着替え。
収穫した海草を竹の棒で担いで、もと来た「若宮大路」へと。

東の空はうっすらと朝焼けに。  午前5時30分。


*不勉強で『浜降式』の謂れも十分に理解しないままでの
 見学でしたが・・・『見テ 知リソ  知リテ ナ見ソ』
 (=まず、見てから知るべきである、知った後に見ようと
  しないほうが良い)と言う言葉を思い出し一人で納得。

  有意義な朝のひと時でした。