鎌倉好き集まれ!秀さんの鎌倉リポート・第71号(2004年11月10日)

. 「赤い実」のある風景 .


紅葉にはチョット早いこの季節。

「赤い実」はいかがですか?


先ずは、長谷寺の『ウメモドキ』。


寿福寺の門前。

大粒の『モチノキ』。

(モチノキ: 昔、その樹皮から「鳥もち」を作った事に由来する名前)


すぐ近くの英勝寺には『クロガネモチ』。

ココのは、大木だから「オオガネモチ(大金持ち)」かも?

(クロガネモチ: 葉が黒鉄の様に光る事に由来)


海蔵寺へ行く手前のガード際では夕陽に映える『柿』が
文字通りの鈴なり状態。

横須賀線の車窓からもホンの数秒間、見ることが出来ます。

鎌倉市役所の駐車場横の『バラ』。
名残の一輪と共に沢山の実が。

*『実を観て、花を想う』と言う言葉をどこかで見かけましたが、
とても良い言葉ですね。
 花の時期には見向きもされなくても、季節が来ればチャンと
 美しい実をつける柿やクロガネモチ。
 「あっ、コレがバラの実なんだ!」と意外性のあるものも。

*そう考えると・・・天から「花」と「実」という二物を与えられる
 と言う事は、人間だけでなく木にとってもキット、凄い事なんでしょうネ。