鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第1063号(2012年12月2日)
◇ 曼陀羅堂やぐら群 ② ~ 小坪漁港
前号からの続きです。 「まんだら堂やぐら群」 の案内所のガイドさんからは、岩盤を掘って
造られた火葬址、石敷遺構や斬首されたらしき人の頭蓋骨の写真などを見せて戴きました。
やぐらの中に並ぶ五輪塔は、後の時代に動かされているものが多いので、中世の姿そのまま
とは言えませんが、主に火葬した骨を納めるなどして供養するために建てられたものです。
葬られたのは、武士や僧侶が多かったと考えられていますが、経済力を蓄えた商工業関係者
なども含まれていたかも知れません。
(逗子市教育委員会案内リーフより)
仮設案内所裏側の高台からは、やぐら群を俯瞰で見ることが出来ます。
眺望も良く、小坪方面や相模湾、遠くは伊豆半島、大島も見えていました。
◇ 小坪漁港を散策
元来た緑ヶ丘バス停まで戻り、久しぶりに、逗子市内唯一の漁港 「小坪(こつぼ)漁港」
まで歩いてみました。
漁港隣の逗子マリーナのマンション群とは対照的な、素朴な漁港です。
鎌倉時代には開港されていて、鎌倉に魚介類などを供給していたそうです。
そう言えば、源頼朝の愛妾 「亀の前」 さん?が住まわれていたのが小坪でしたね。
お二人で、シラス丼でも食べられたいたんでしょうかねぇ。
シラスや正月のお飾り用の海藻(漁師さんはモクモクと言ってるそうです)の天日干し
などを覗いてから、漁港近くの食事処で昼食した後、鎌倉駅まで戻り、前後しましたが
北鎌倉の長寿寺に向いました。
おしまい