鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第111号(2007年6月24日)
江ノ電と紫陽花と小さな旅(2)
前号「成就院」からの続きです
由比ガ浜を眺望できる紫陽花参道を下りると直ぐの
所に「南無虚空蔵菩薩」と書かれた幟が立ち並ぶ
「明鏡山圓満院星井寺」があります
お堂への石段前には鎌倉十井の一つ「星月夜の井」
がありますが昼でも井戸の中には星が映っていたそ
うですが蓋がされていて覗けませんでした
もっとも星月どころか雨天で太陽も出ていませんで
したがね
「虚空蔵菩薩」から極楽寺まで戻り赤い橋「桜橋」
の上からトンネルを抜ける江ノ電を撮る
江ノ電「藤沢駅」~「鎌倉駅」間で唯一トンネルが
ある場所です
写真は 300形 305号車
「極楽寺駅」へ戻った頃には雨も大分降り出して
きたようです
写真は江ノ電開通95周年記念「レトロ車両」10形
線路脇の渦紫陽花と 500形 501号車
平成18年登場の最新形車両で江ノ電初の「VVVF
インバーター」を採用した省エネ車両
*VVVFインバーターとは電車のモータを動かす電力
を制御する装置で周波数、電圧を可変可能な交流
電力へ変換する為の装置
「七里ガ浜駅」にて降車 雨も少し小降りになる
駅の直ぐ脇を流れる行合川の鉄橋を渡る江ノ電
2000形 2編成車両
久し振りに七里ガ浜の波打ち際を歩いて見ました
冬の海のようにどんよりとした空 波が穏やかな
ためかサーファーも数人ほどでした
小雨の中親子連れらしき数組が波打ち際で戯れて
いる静かな浜辺でした
人はなぜ
ただひとりのひとを 愛するのだろうか
ただひとりのひとが 忘れられないのだろうか
昭和50年頃の青春TVドラマ 「俺たちの旅」
エンディングの散文詩より
つづく