鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第201号(2008年1月4日)

花の香りに誘われて(冬の花)長谷寺



   正月三が日もあっという間に過ぎ、今日4日から

   仕事始めという方も多いのではないでしょうか。

   午後から東海道線藤沢駅経由で江ノ電に乗り換え

   「長谷寺」へ。 江ノ電は通勤ラッシュ並に混雑

   していました。


  「鎌倉高校前駅」で途中下車、富士山は見えません

  でしたが、久し振りに波打ち際を歩いてみました。

  青空が広がり、小春日和にも似た暖かな海辺でした。

  大きな流木が一本打ち上げられている他は、ゴミも

  少なく気持ち良く散策できました。


   「七里ガ浜駅」から再び江ノ電に乗り「長谷寺」へ。


       白き花二つ開きし水仙の

       すがしき朝や歳あらたまる

         (久保田不二子)

   


  下境内池の畔に咲く緋色の「木瓜」の花が目を

  惹きます。

     
     木瓜の枝 屈曲し叉 彎曲し

                (京極杞陽)


   上境内「大黒堂」横の「蝋梅」が満開です。

   幽かな芳香を漂わせています。


     蝋梅や 日のすぐそれし 谷戸の寺

                  (皆川盤水)


  下境内「弁天堂」横の池には、「海芋(かいう)」の

  白い花が、一株だけ咲いていました。

  帰り花かな、早咲きかな? 初夏に咲く花ですよね。

  品種改良され四季咲きもあるようですが。

  サトイモ科の多年草  花言葉(白) 「愛情」