鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第204号(2008年1月6日)
花の香りに誘われて(冬の花)東慶寺
穏やかに晴れ渡った6日、八雲神社の 「湯花神楽」 が
始まるまで大分時間もあったので、北鎌倉駅で下車し、
「東慶寺」 を覗いてみました。
開門したばかりで拝観者も少なく、境内は凛とした空気に
包まれていました。
朝の陽射しが当たり始めたばかりの境内は、一面露霜
が降りていました。
「万両」 の実にも霜が降りて一段と赤色が映えます。
霜の降りた 「木瓜」 の花もまた風情がありますねぇ。
「松岡宝蔵」 脇には満開の 「素心蝋梅 」が甘い香り
を漂わせていました。
「素芯蝋梅」 は花芯も同系色のものを言うようです。
霜解けの雫が朝陽にキラリと輝いて綺麗でした。
こちらは「和蝋梅」 別名「唐梅(からうめ)」
花芯が紫褐色をしていますね。
蝋梅には何種類かあるようですが、香りも微妙に異な
るようです。
青空をバックに「素芯蝋梅」
透き通った蝋細工のような花ですね。
蝋梅の 香りが身に添ひて 年守る
(一 鳴)