鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第246号(2008年3月16日)
春うらら 江ノ島ほか
◆ 常立寺の枝垂れ梅は?
春うらら! ♪ウララ、ウララ、ウラ、ウラでー♪
山本リンダさんの「狙い撃ち」(意味合いが違うが)
を口ずさみたくなる様な、ポカポカ陽気に誘われて
JR藤沢駅から江ノ電に乗り「江ノ島駅」で下りてみ
ました。先ず「常立寺」の”枝垂れ梅三姉妹”の内、
一番遅咲きの「青軸」が気になり覗いてみました。
※ 以下の写真は3月16日撮影したものです。
”枝垂れ梅三姉妹”(おじさんが勝手に呼んでいます)
の内「思いのまま」と「紅梅」は散り終えていました。
一番遅く咲いた右端の「青軸(白)」だけが、黄色の
「山茱藇」と競い合うように咲いていました。
ほかの梅の花も殆ど終わっていました。
◆ 江ノ島春まつり
次に、”春まつり”の行われている「江ノ島」へ
渡ってみました。
左右に湘南の海を眺めながら「江ノ島弁天橋」を
渡り、お土産屋・食事処が軒を連ねる「弁財天仲
見世通り」は大勢の人で賑わっていました。
朱塗りの鳥居を潜ると、”竜宮城”への入口の様
な山門が立っています。
石段を上がり切った所にあるのが、「江島神社・
辺津の宮(へつのみや)」江島神社の本社です。
田寸津比売命(たぎつひめのみこと)が祀られて
います。
本社前には大きな茅草(茅葺屋根に使う)で作ら
れた「茅の輪(ちのわ)」がありました。
参拝者はこの大きな輪をくぐり抜けると、疫病や
罪穢が祓い清められるそうです。
母のぶん もひとつくぐる 茅の輪かな
(一 茶)
渡ってみました。
左右に湘南の海を眺めながら「江ノ島弁天橋」を
渡り、お土産屋・食事処が軒を連ねる「弁財天仲
見世通り」は大勢の人で賑わっていました。
朱塗りの鳥居を潜ると、”竜宮城”への入口の様
な山門が立っています。
石段を上がり切った所にあるのが、「江島神社・
辺津の宮(へつのみや)」江島神社の本社です。
田寸津比売命(たぎつひめのみこと)が祀られて
います。
本社前には大きな茅草(茅葺屋根に使う)で作ら
れた「茅の輪(ちのわ)」がありました。
参拝者はこの大きな輪をくぐり抜けると、疫病や
罪穢が祓い清められるそうです。
母のぶん もひとつくぐる 茅の輪かな
(一 茶)
本社前にはお稚児さんが「稚児行列」に先立ち
行われる「お払い」の神事を待たれていました。
男児は稚児装束に烏帽子を被り、女児は華や
かな稚児装束に天冠を被っています。
神事の後、神官・稚児・ブラスバンドも参加して
北緑地広場までパレード、広場では海に向かっ
て稚貝の放流を行うとのことでしたが、今回は
パレードは見送り、エスカー(エスカレーター)
にて「サムエル・コッキング苑」に向かいました。
「サムエル・コッキング苑」苑内では「片瀬こま」の
体験コーナーがあり、子供や大人も童心に帰って、
独楽回しを楽しんでいました。
”おじさん”も子供の頃の記憶を頼りに紐を巻いて
回してみましたが、最初は失敗しました。
巻き方が逆でしたね。
苑内には四季折々の花が咲いています。
椿園では250種500本程の椿の木があるそうです
が今年はあまり花付きが良くないように感じました。
「三椏」の木が数本ありますが「紅花三椏」は満開
でした。何処へ行っても「三椏ってこんなに綺麗だ
ったかしらー」との声がよく聞かれますねぇ。
三椏の 皆首垂れて 花盛り
(前田普羅)
苑内に立つ「江ノ島展望灯台」に上がって、360度の
大パノラマを楽しみました。
春霞状態だった地平線も次第にハッキリとしてきて、
”地球は丸いんだなぁ”と改めて実感する。
今日は残念ながら「富士山」の姿を拝むことは出来
ませんでした。
頂上部までの高さ 59,8m(海抜119,6m)
展望フロアの高さ 41,7m(海抜101,5m)
光達距離 46km (民間灯台では国内最大級)
昼食に「しらす丼」と、茶屋では抹茶と羊羹を頂いて
暫し休憩。
海水の浸食によって出来た洞窟「江ノ島岩屋」を参拝
した後、岩棚へ下りて磯の香を楽しむ。
天気も良かったので、親子連れが多く子供達もハシ
ャギまわっていました。
引く波は また寄せる波 磯遊
(佐藤静良)
岩棚で暫く遊んだ後、帰りは石段を上がるのが
億劫になり、岩場の渡船場から「弁天橋渡船場」
まで渡船で戻る。
あっと言う間に着いてしまいます。
往復渡船で行ったことも何度かありましたねぇ。
「江ノ島」には此れまで20回近く訪れていますが
何時来ても楽しめるところですね。
江ノ電に乗り「鎌倉高校前駅」で下車し、9日に
も来ましたが、七里ガ浜で暫く波打ち際を散策
してから、再び江ノ電で「長谷」へ向かいました。
今日は「若布天日干」はされていませんでした。
「富士山」も全く雄姿を見せてくれませんね。
長谷寺寒緋桜
長谷駅で下車し、9日以来の「長谷寺」に寄って
みました。
下境内の「河津桜」は終わって「白木蓮」が青空に
映えていました。
上境内鐘楼脇の「寒緋桜」は八分咲き位でしょうか。
濃紅色の花がすべて俯きかげんに咲いていました。
帰り掛けに「収玄寺」を覗いてから鎌倉駅まで行き
小町通りの蕎麦処「峰本」さんで、何時もの「紫蘇・
茗荷そば」を頂いてから帰路に着きました。
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たのまれてさくら見に行男かな (蕪 村)
今回、大幅にアップが遅れている間に、桜の花も
咲き始めてしまい、リポーター皆さんの桜情報に
ちょっと焦り気味です。
おわり