鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第285号(2008年5月25日)

◆ 雨に咲く花 北鎌倉東慶寺

◆ 新緑を洗い晒して雨あがる (丸山實子)

◆ 新緑の山門

◆ 山門の紫陽花

   前号からの続きです。
   浄智寺からすぐの「東慶寺」を訪ねました。
   午前中降っていた雨も上がり、しっとりとした新緑に包まれる中を山門に向かいます。
   石段両脇の紫陽花は、まだ薄緑色をしていました。
   ※ 以下の写真は5月25日撮影したものです。

◆ 参道脇のカルミヤの花

◆ アワモリショウマ


   山門を潜った参道右手には「カルミヤ」の花が咲いています。
   花の盛りは過ぎたようですが、まだまだ見られそうですね。

   鐘楼前には「泡盛升麻」が咲いています
   白い小花が穂状につき、泡のように見えるところから名付けられたようです。
        ユキノシタ科  花言葉  「控えめな愛」
       泡盛草はや花つけぬ懈怠(けたい)なく めぐる自然のあゆみ思ふも  (多田倭文子)

◆ 雨の日や門提げてゆく杜若 (信徳)

◆ カキツバタ

◆ 額紫陽花

     
        かきつばた水のみぎはに紫の ひと花さくをあはれがりゆく  (太田水穂)

◆ なんとなくさびしき思ひ額の花 (秋山則子)

◆ 額紫陽花

◆ 金仏様

◆ 紫陽花

◆ 柏葉紫陽花

◆ 黒姫紫陽花

◆ 黒姫紫陽花

     
        さまざまに心うつりて咲く花は 千種ながらにあかずしぞおもふ  (後水尾天皇)

◆ 山法師

◆ 山法師

     
        花としもなき花の名のやまぼうし 青葉かくれにほの白う咲く  (宗 愛生)
                                                        おわり