鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第286号(2008年6月1日)

◆ 緑風吹き抜ける 北鎌倉長寿寺

◆ 紫陽花も色付き始めました…

◆ 石段脇の紫陽花

◆ 石段脇の紫陽花


不順な天候が続いていましたが、今朝は久し振りに青空の広がる好天となりました。 
もう、ジッとして居られません。「いざ鎌倉へ!」 先週に引き続き北鎌倉を歩いて見たいと思います。
北鎌倉駅に降り立つと、早くも円覚寺前から明月院への通りは大勢の人で賑わっていました。
紫陽花が見頃になる頃は、この通りも人の波で大混雑しますね。
円覚寺、鎌倉古陶美術館を見て、ひと月ぶりの「長寿寺」を訪ねました。
山門への石段両脇の紫陽花は少しづつ色づいて来ているようです。
※ 以下の写真は6月1日撮影したものです。

◆ 杉苔が美しい境内…

◆ 杉苔が美しい本堂前庭

◆ 本堂内にて


長寿寺は?267号、268号でもリポートしていますが、6月下旬までの金、土、日曜日と祝日のみ特別公開されています。
雨天時は拝観不可となっています。 今日は拝観者も多めのようでした。

◆ 喝!

◆ 書院にて

◆ 書院にて


木の香も新しい本堂でお参りしてから、歴史の刻まれた古い建物の「書院」へ。
書院からは杉苔の美しい前庭を眺めることが出来ます。
書院内には色々の書が掲げられています。
「喝」よく耳にする言葉ですが、改めて辞典を引いてみると、「禅宗で、指導者が修行者を叱ったり、導いたりする手段として大声を出すこと」と記されていました。

◆ 緑風吹き抜ける小方丈…

◆ 白砂の眩しい庭園

◆ 小方丈にて


此方も真新しい「小方丈」二面がガラス張りになっていて、手入れの行き届いた庭園を眺めることが出来ます。
車の行き交う鎌倉街道に面したお寺ですが、此処に座して居ると別世界に居るような心和む空間です。
爽やかな緑風が吹き抜けます。 出来れば、此処でひと眠りしたいものですねぇ。

◆ 小方丈にて

◆ 観音堂前庭


此方の書は「建長寺」の館長さん直筆の書だそうです。

     白狐河北 音幽断 丹鳳城南 秋夜長

と、左から読むそうです。 ご住職に教わりました。 おじさん右から読んでいましたょ。 
「おぉ、こっぱずかしい!」(恥ずかしい)

◆ 庭園にて

◆ 庭園の紫陽花


裏庭の皐月は終わっていましたが、数株ある紫陽花は ”一変化” ほど色付いていました。
拝観者には、ご住職自ら裏庭まで来られて、色々説明してくださいます。 とても気さくなご住職です。

◆ 流しそうめんの季節です… 

◆ 流し素麺

◆ 下野(しもつけ)とギガンジューム 長寿寺付近にて


長寿寺の隣り、亀ヶ谷坂入口角の「茶屋かど」さんで遅めの昼食。
ここで名物の「流しそうめん」を頂いて来ました。
一回分で漬け汁がなくなるまで食べ放題です(¥1350.〜) おじさん、もう一杯追加お替り(¥500.)して来ました。
ちょっと食べ過ぎましたね。 美味しかったです。