鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第351号(2008年11月25日)

◆ 晩秋の大巧寺 (だいぎょうじ)

◆ 紅葉見や顔ひやひやと…

   【櫨の紅葉】

                        
                       紅葉見や顔ひやひやと風渡る  (高桑蘭更)

              肌寒い曇天の日でしたが、大町界隈の紅葉の様子を観に行ってきました。
              先ずは鎌倉駅東口から直ぐの大巧寺(おんめさま)を覗いてみました。
              本堂脇の櫨(はぜ)の紅葉が目を惹きます。
              ※ 以下の写真は11月25日撮影したものです。

   【紫式部の実】

   【磯菊の花】

        
 冷たしや式部の名持つ実のむらさき (長谷川かな女)          磯菊の期待の莟数多あり (石川風女)
                        

   【 蔓 梅 擬 】

   【 糸 芒 】

        
    蔓として生れたるつるうめもどき (後藤夜半)             多からず少なからざる庭芒 (服部点深)

   【莢蒾の実】

                        ちさき旅がまずみ点火して歩く  (井口荰子)

                境内には数種の椿の花が咲き始めていました。
                ほかにも木瓜の花、黄色のエクスバリーつつじなども咲いていました。
        
        大巧寺から小町大路に抜けて、直ぐの本覚寺前にある谷口屋さんで早めの昼食をとりました。
        ここのおにぎりセットは美味しいですよ。 お盆には一輪挿しに姫蔓蕎麦が挿してありました。
        ちょっとした心遣いが嬉しいものですね。

                                                             つづく