鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第364号(2008年12月6日)
◆ 紅葉燃える 明月院後庭園 ②
◆ 裏を見せ表を見せて…
裏を見せ表を見せて散るもみぢ ( 良 寛 )
前号からの続きです。
方丈円窓から見た後庭園は、去年の素晴らしかった紅葉の風景よりちょっと見劣りするかなと
は思いつつも、特別拝観料¥500を払い入園してみました。
※ 以下の写真は12月6日撮影したものです。
やはり昨日(5日)の強風雨で紅葉した葉は散ってしまったようでした。
昨年の紅葉のイメージがあったので期待外れでしたが、此れから紅葉する木もあるのでまた来て
見たいと思います。
特別公開日は12月10日頃までとなっていましたが、紅葉状況に依っては延期も有得るとのお話
でした。
青は 不思議な色 お地蔵の見上げている 空も青。 赤の祈り 大地は歌う 春、夏、秋そして冬。
遠くはるけき悠久の 時の色も青。 季節が過ぎ去る音が 聞こえますか。
青空の中に 見えますか。 自身の体を流れる 命の赤色 いのちの詩
過去、現在そして 透明な美しい未来の 静かに じっと聞いてみよう。
青が。 赤色の大地に 感謝の祈りを。
(案内板より)
後庭園に入って左沿いに行くと、竹垣の脇には深紅に染まった楓がありますが、そろそろ終盤の様
でした。
◆ 流れにははじまってをり…
流れにははじまってをり散紅葉 (藤崎久を)
明月院への通り路には、明月川に沿って美術館や素敵なお店が点在していますが、紅葉や黄葉
する木々、川面に散った落ち葉、季節の花々が観られる風情のある通りですね。
帰り道で西日を受けて照り輝く紅葉も楽しめましたよ。
※ 後庭園特別公開は昨日(9日)の雨の影響で終了となったそうです。