鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第363号(2008年12月6日)
◆ 紅葉燃える 明月院 ①
◆ もみぢ葉は袖にこきいれてもていでなむ…

【円窓からの後庭園の景色】
もみぢ葉は袖にこきいれてもていでなむ秋は限りと見む人のため (素性法師)
北鎌倉の明月院後庭園が公開されているとのことで訪ねてみました。
前日の強風雨の後だけに、散ってしまったのではとの思いはあったのですが。
※ 以下の写真は12月6日撮影したものです。

【時頼廟前の黄葉する楓】

【桂橋からの景色】
総門を潜った左奥の北条時頼廟前は黄葉した楓が綺麗でした。 時頼廟横のいろはモミジも日に映えて綺麗でした。
茶室月笑軒の楓は殆ど散り落ちた状態でしたね。 桂橋の周りの楓はまだ青々としていました。

【竹林と紅葉】

【方丈前付近の紅葉】
◆ 散らねどもかねてぞ惜しきもみぢ葉は…

【方丈前付近の照紅葉 ①】
散らねどもかねてぞ惜しきもみぢ葉は今はかぎりの色と見つれば (詠み人知らず)
方丈前付近には午後の陽射しを浴びて燃え上がる見事な紅葉がありました。

【 〃 ②】

【 〃 ③】

【 〃 ④】
◆ いつくしみ深き花地蔵

【花想い地蔵】
人は誰しも はかない花の想い出に 生きています。
大切な人との別れ、いとおしい物との別れ
そんな時 ふと目に止った花が
どんなにか 心を慰めてくれたことでしょうか。
いつくしみ深き花地蔵
つづく