鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第415号(2009年2月21日)
◇ 花の香りに誘われて 長谷寺 / 河津桜満開! ②
早春の風樹にひかり充ち充つごと (赤城さかえ)
PCトラブルで遅くなりましたが、前号からの続きです。
花の寺 「長谷寺」 の下境内で、満開の河津桜や早春の花々を愛で心癒されました。
観音堂や経蔵のある上境内にも行ってみましょう。
※ 以下の写真は2月21日撮影したものです
迎春花の花咲く賤が垣根かな ( 陽 春 )
石段を上がった地蔵堂の前や地蔵堂裏の少し高い所に、鮮黄色の花が枝垂れています。
ジャスミンの仲間 「黄梅」 です。 別名 迎春花とも。
同名で瑞泉寺に咲く 「黄梅」 はモクセイ科で、全くの別ものですね。
◇ 寒緋桜の莟膨らむ…
地蔵堂から上境内に上がった右手の鐘楼脇には、濃紅色の莟を膨らませた 「寒緋桜」 の木があります。
今月末辺りには、鐘形をした花が咲き始めているかも知れませんね。
展望台から見渡す景色は、空の色や海の色、遠くの山並みにも、どことなく春の訪れが感じられる
ようになりましたね。
上境内には、黄色の花が多いようです。
経蔵向かいの海光庵前には、小さな可愛い花を付けた 「柊南天」 の花が咲いています。
葉っぱは柊の葉に似ていてトゲがあります。 秋頃になると、黒紫色の実を付けていますね。
花言葉は 「激しい感情」 だそうです。 んー! 花は可愛くて綺麗だけど…トゲがありますもんね。
何となく納得。
◇ 錦糸玉子の花も満開…
まんさくの花びら縒を解きたる (仁尾正文)
経蔵横には 「万作」 の花が満開でした。
お腹の空いたおじさんには錦糸玉子にしか見えませんでしたが。 グゥ〜!
上境内は、河津桜満開の下境内ほどの華やかさはありませんでしたが、寒緋桜が咲き始めると、
なお一層春の訪れが近くなったことを実感出来るかも知れませんねぇ。
おしまい
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ~0~ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
前号?414号で 「河津桜とヒヨドリ?」 と記載しましたが、ひらひら様からの投稿で 「イソヒヨドリ」
と分かりました。 有難う御座いました。