鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第418号(2009年3月3日)
◇ おひなさま 鎌倉古陶美術館
箸置に桃の枝配す節句かな (柴原保佳)
冬に逆戻りしたような寒さの一日でしたが、今日、三月三日は 「桃の節句」 でしたね。
北鎌倉の円覚寺の直ぐ先の 「鎌倉古陶美術館」 へおひな様を見に行って来ました。
※ 写真撮影及び掲載の許可を得ています。
立雛(たちびな)
厄払いの 「形代」 と 「ひいな遊び」 とが結びついた雛人形の最も古い形式です。
元々は紙でつくられ、「流し雛」 とされたもので、「紙雛」 とも呼ばれています。
江戸時代に作りが上質になると、室内に飾られるようになりましたが、坐り雛が流行すると添え
の人形となっていきます。
室町時代の風俗をうつし、男雛は烏帽子に小袖、袴、女雛は小袖に細帯の姿です。
(館内説明文による)
飾られて仮住も亦雛の宿 (稲畑汀子)
館内には、元禄雛・享保雛・有職雛・古今雛など、江戸時代の名品や豪華な御殿飾りなどの、
昔のおひなさまが100点以上も展示されています。
4月12日まで開催されています。 開館時間は 午前10時から午後5時まで
休館日は 月曜日