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いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート No.474(2009年5月10日) |

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◇ 花の香りに誘われて 円覚寺塔頭松嶺院 (しょうれいいん) @
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初夏の木々それぞれの名の眩し (村上鞆彦)
新緑の美しい季節になりましたね。 北鎌倉駅で電車を降り、先ずは 「円覚寺」 から訪ねて みました。 円覚寺塔頭 (たっちゅう) の山野草の寺として知られる 「松嶺院 (しょうれいいん)」 が一般 公開されていたので覗いてみました。 ※ 以下の写真は5月10日撮影したものです。 |



境内には、ご住職の奥様がお一人で丹精込めて育てられた約400種の山野草で埋められています。 今の時季咲いている花の一部をご紹介します。
小葉の髄菜の花芽だとばかり思っていましたが、名札をみたら 「一才令法 (りょうぶ) 」 と書いてあり ました。 よく似ていますねぇ。
可愛い薄紫の 「いわがらそう」 ? 科 初めて見る花でした。
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「山苧環(やまおだまき)」 キンポウゲ科
「丁子草(ちょうじそう)」 キョウチクトウ科 花言葉 上品な優雅さ
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「花筏 (はないかだ)」 水木科 桜の花が水面に散って風に漂う様を花筏と風情のある 言葉でいいますが、 葉脈の上に咲く花を、筏を漕ぐ人に見立てたところから名付けられたそうです。 写真は、花が終った後の実です。 緑から黒色に変わります。
珍しい 「黄花匂い蝋梅」 蝋梅科 匂いは分かりませんでした。 |


「カラマツソウ」 キンポウゲ科 まだ食べたことはないですが、新芽は山菜として食べられ 美味いそうですよ。 「ホタルブクロ」 キキョウ科 ほたる袋の中を覗いてゆく男 (松本誠司) おじさんも覗いて来ましたが…。 |


「苧環 (おだまき)」 キンポウゲ科 別名 糸繰草
をだまき草咲いてゐる筈なほも行く (稲畑汀子)
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真っ赤な釣鐘形の 「ツボサンゴ」 ユキノシタ科 花言葉 恋心
「翁草 (おきなぐさ)」 キンポウゲ科 花言葉 告げられぬ恋 花が終った後、雌しべが白く長い羽毛状になった様が翁の白髪に見立てて名付けられたようです。
つづく |



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