鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第495号(2009年6月6日)
◇ 紫陽花巡り 雨に煙る紫陽花寺 明月院 ②
前号からの続きです。
雨も霧雨程度になると、拝観者がぞくぞくと入山して来ました。
明月院境内で紫陽花のメインとなる所は、やはり山門前の磨り減った鎌倉石の石段参道ですね。
※ 以下の写真は6月6日撮影したものです。
◇ 山門へと続く姫紫陽花の道…
なるべく人影が少なくなるのを待ち構えて撮るのですが、上り降りする拝観者で途切れることは
ありませんでした。 (閉門ギリギリまで粘って撮れましたー♪)
あぢさゐの八重咲く如く八つ代にを
いませわが背子見つつ偲はぬ (橘 諸兄)
花想い地蔵
人は誰しも そんな時
はかない花の想い出の中に ふと目に止った花が
生きています。 どんなにか
大切な人との別れ、 心を慰めてくれたことでしょうか。
いとおしい物との別れ いつくしみ深き花地蔵
霧を生むその紫陽花の多情かな (阿波野青畝)
境内の紫陽花は、今週末が見頃と予想していたのですが、まだ少し早かったようですね。
「明月院ブルー」 と云われる深い青色に染まる頃もう一度訪れてみたいと思います。
山門前の拘りのカットも、粘りに粘って撮れたことだし、マンゾク、満足♪
おしまい