鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第494号(2009年6月6日)
◇ 紫陽花巡り 雨に煙る紫陽花寺 明月院 ①
そろそろ梅雨入りも間近、午前中降っていた雨も小雨模様になって来たので、紫陽花日和と
ばかりに、午後から北鎌倉の紫陽花寺 「明月院」 を一週間振りに訪ねてみました。
※ 以下の写真は6月6日撮影したものです。
北鎌倉駅で降りて、円覚寺前から明月院への道は、週末でさぞや混雑しているのではと思いきや、
嬉しくも期待外れで以外に空いていました。
安心したせいか小腹が空いたので 「みたらしや」 で団子を頂いてから向かいました。
(先程昼飯食べばかりですが…)
明月院通り沿いに咲く紫陽花も大分色付いて来たようでしたね。
明月院へは13:15頃到着。 総門前に咲く姫紫陽花は思ったほどには色濃くは染まっていません
でしたが、淡いブルーもまた楽しからずや。
境内に入ると以外に人出がありました。 茶席 「月笑軒」 も繁盛していました。
まだ、小雨が降っていたので、色とりどりの傘の花が咲き、紫陽花に彩りを添えて (?) いました。
◇ 青磁色に染まる姫紫陽花…
あぢさゐにはげしかりける雨小降り (原田一身)
明月院のあじさいは八割から九割が、日本古来からの品種 「姫あじさい」 です。
空や海の色のように、淡い青から深い青に日ごとに濃くなってゆきます。
明月院では意図的に青色を中心にして、一年中手入れし心をこめて育てているそうです。
(案内板より)
◇ 雨に打たれしっとりと咲く額紫陽花…
咲きそめし額に花びら離々とあり (山本歩禅)
境内には、姫紫陽花のほかに嶽紫陽花、西洋紫陽花や山紫陽花なども咲いています。
あぢさゐの花を突きぬけ竹の幹 (松岡智香子)
つづく