鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第521号(2009年7月11日)
◇ 鎌倉祇園大町まつり 八雲神社 昼の部 ②
前号からの続きです。
大町地区を巡幸する途中では、幼児を抱いた保護者が神輿の下を潜り、お子様の健やかな成長
を祈願する慣わしが今でも行なわれているようでした。
◇ 昼の部 大町地区巡幸…
宮司、諸役の方達に賽銭箱を担いだ方も同行します。 お賽銭を供してお祓いを受けご加護を
祈願します。
◇ 神輿の下を潜って…
谷戸の狭い路地の奥まで神輿は巡ります。 神輿一基が擦れ擦れに通り抜けなければいけない路地も
ありました。
祭抜けゐしこと路地を抜けてをり (稲畑汀子)
◇ 猿田彦様もお疲れのご様子…
刺繍の施された装束に頭巾を被り、お面まで付けた猿田彦様。 この暑さで装束の中は蒸し風呂
状態では…。 大分お疲れのご様子でした。
巡幸を終えた一行は一旦宮入し、19:00から行なわれる夜の部の神輿ぶりに備えます。
◇ ノウゼンカズラ咲く妙本寺で…
夜の部までは、2時間半程間がありましたので、八雲神社から程近い 「妙本寺」 へ。
二天門脇のノウゼンカズラは、祖師堂に向かって右側の木も咲き始めました。
左側の木は写真を撮っている間もポトリ、ポトリと花が落ちていました。
のうぜんの幾度となく花ざかり (今井つる女)
暮れなずむ祖師堂に腰掛けて、猫のワンちゃんに相手をして貰い2時間ばかり暇潰し。
祖師堂の蚊にさされつゝ祭り待つ (いいねぇおじさん)
つづく