鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第622号(2010年4月18日)

☆ 鎌倉まつり 流鏑馬 (やぶさめ) 鶴岡八幡宮 ①

            
             第52回 「鎌倉まつり」 のファイナルイベント 「流鏑馬」 が、鶴岡八幡宮の馬場にて
             奉納されました。
             今回は、鶴岡幼稚園裏の二の的付近に席を取りましたが、的を射る様子は全く観
             えそうにもありませんねぇ。
            
            13:00から舞殿で行われた神事も済み、14:00頃から諸役の皆さん、射手の皆さんの
            入場です。
            馬場の中央から入場し、馬場下へ廻ってから、スタート地点馬場上へと向かいます。
             「素馳」 と云う馴らし走行の後、「騎射」 を行います。 今回は、武田流一門の皆さん
            により奉納されました。
            
            
            流鏑馬馬場の距離は、全長約250m、幅 8mで、コース左側に3ヶ所の的が設けられ
            ています。
            コースの安全が確認されて扇方の合図で扇が上がると 「騎射」 のスタートです。
            最初は蛇の目模様の的です。 射手は3ヶ所の的を狙って、全速力で駆け抜けながら
            矢を奉射します。 約250mの走路を15秒ほどで駆け抜けます。
       
            
            的に矢が的中すると、観客から拍手と歓声が上がります。 的を射る様子が撮れな
            いのが残念です。 次回は何とか場所取りを考えなければいけませんねぇ。
            次は、杉板の的に換わり、矢が的中すると「パーン」という音が響きます。
            
          射手の勇姿は、鹿革製で腰の部分を纏う行縢 (むかばき) を着用、綾藺笠 (あやいがさ)
          を被り、鏑矢 (かぶらや) という弓矢を用いる、武士の狩装束姿で騎乗します。
            
           杉板の的の奉射が終わると、次は素焼きの土器の的に換わります。 的が小さいので
           かなり難易度が高くなるようです。

                                                        つづく