鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第621号(2010年4月18日)
☆ 花の香りに誘われて 小町 / 本覚寺 ・ 大町 / 妙本寺のぼたん桜ほか
好天に恵まれた18日は、鎌倉まつりのファイナルイベント 「流鏑馬」 が鶴岡八幡宮の
馬場で行われる日です。
場所取りまでには、時間も早すぎたので、鎌倉駅からも近い 「大巧寺」・「本覚寺」・
「妙本寺」 を覗いてみました。
◇ 木々の芽吹きが陽光に映える…大巧寺 (だいぎょうじ)
鎌倉駅東口から一番近い花の寺 「大巧寺」 は、四季を通して何かしらの花が咲いて
いるお寺さんです。
◇ こぼれんばかりに花房が…本覚寺 (ほんがくじ)
次に、夷様で知られる 「本覚寺」 へ。
本堂横のぼたん桜は、鈴生りの花房がこぼれんばかりに咲き誇っていました。
鐘楼前のぼたん桜は、少し色が薄い品種のようです。
◇ 海棠の花に代わってぼたん桜満開…妙本寺
次に、先日 「千部法要会」 で来たばかりの 「妙本寺」 へ。
祖師堂前のぼたん桜が、春の陽差しに映えて艶やかに咲いています。
ぼたん桜、里桜などを総称して 「八重桜」 と呼ばれていますが、花の色合いも微妙
に違う種類があるようです。 見比べて歩くのも楽しみの一つですね。
花にちる人の心を引きとめて
しばしおくるる八重桜花 (伊藤左千夫)
ぼたん桜に混じって、一本だけ薄緑色に咲く 「御衣黄桜」 があります。
鬱金桜 (うこんざくら) にも似ていますね。
御衣黄とは、貴族が着ていた衣服が萌黄色に近かったところからきているそうです。
あっ!巳半刻過ぎじゃて 「流鏑馬」 の場所取りに行かねば為りませぬ故、ご免仕り候。
つづく