鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第695号(2010年8月29日)
☆ 北鎌倉 / 東慶寺 (とうけいじ) 夕顔の花咲く
前号からの続きです。 亀ヶ谷坂切通しを上がって来たので喉がカラカラです。
東慶寺山門下の「喫茶吉野」で一休みしてから境内へ。
げんのしょうこのおのれひそかな花と咲く (山頭火)
夕顔の花を撮ろうと思ったのですが、一時間ほど待っても一向に咲きはじめてくれません。
こうなったら 「咲かぬなら、咲くまで待とう何とやら…」 蝉もジージーと鳴くので、ジーっと
待つことに。 (しょうもないオヤジギャグ) mΩm
夕顔や待人待て屹度咲 ( り ん 女 )
更に待つこと1時間半、何とか間に合いました。 閉門まで15分しかありませんでした。
ウリ科 蔓性一年草 花言葉 「儚い恋」
「夕顔」 は夕方から咲きはじめ、朝にはしぼんでしまいます。
夕顔の実を薄く削って天日干ししたものが 「干瓢 (かんぴょう)」 ですね。
暮れそめて草の葉なびく風の間に
垣根すずしき夕顔の花 (藤原定家)