鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第723号(2011年3月26日)
◇ 花の香りに誘われて 二階堂~浄明寺界隈
前号からの続きです。 瑞泉寺からの帰り道、永福寺址反対側の山沿いの二階堂
住宅地を散策してみました。
鶯のまだ覚束ない鳴き声に 「あいつめ下手くそだなぁ」 なんて優越感に浸りながら
坂道を上ります。 実はおじさん超音痴なんですけどね。
来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり (水原秋桜子)
遠くからでも目に付くのが、辛夷の高木です。 午後からは曇って来たので残念ですが、
白木蓮同様白い花が青空に映えますね。
遠目には白木蓮か辛夷か区別はつきませんが、近づいて見ると花の咲き具合や大きさ
で分かるようです。
木蓮はふっくらと丸みがあり、花も大きく上を向いて咲きます。
辛夷は花が開き、斜めや横向きで咲いています。 花の根元に若葉が1枚付いている
と聞きますが厳密には分かりませんねぇ。
土佐水木と日向水木の花も最近やっと区別がつくように?なりました。
蕊と花穂の数、大きさで区別しています。
土佐水木の蕊は赤っぽい色から茶褐色に変わるようです。 日向水木の蕊は
黄色っぽいですね。
二階堂の住宅地から緩やかな坂道を上って、浄妙寺側に下ります。
つづく