鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第722号(2011年3月26日)
◇ 花の香りに誘われて 瑞泉寺 (ずいせんじ)
街中を散策していると、春を告げる花々が目を楽しませてくれます。
鮮やかな黄色の連翹、黄梅、青空に映える白木蓮、辛夷の花…など。
二階堂紅葉ケ谷に在る、花の寺 「瑞泉寺」 を訪ねてみました。
下境内にある梅林の梅の花は既に終わっていましたが、数本の木には未だ小枝に
花を付け、咲き始めの頃のような風情が残っていました。
足元には、紫色の花諸葛菜の群生が。 可愛い瑠璃色の花いぬふぐりなども咲き、
春の到来を感じさせてくれます。
いぬふぐり空を仰げば雲も無し (高浜虚子)
春冷えの曇れる午後を咲き満てる
馬酔木の花の白さ青み来 (宮 柊二)
本堂では、仏前結婚式が行われていました。
多種の椿の花がお二人の門出を祝福するかのように咲き競っていました。