鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第853号(2011年10月15日)

◇ 秋の日 北鎌倉 / 円覚寺 (えんがくじ) ほか

◇ 円覚寺塔頭松嶺院 秋の山野草展

◇ 十月桜

            
           朝方降っていた小雨も上がり、午後からは薄日も差して来たので、北鎌倉の 「円覚寺」 に
           行ってみました。
           塔頭 (たっちゅう) の 「松嶺院」 では秋の山野草展が公開されています。
            ※ 以下の写真は10月15日撮影したものです。

                         降るほどもなき秋雨を伴ひて  (稲畑汀子)

◇ 老鵜柿 (ろうあかき)

◇ 竜胆 (りんどう)

◇ 丸葉藤袴 (まるばふじばかま)

◇ 秋明菊 (しゅうめいぎく)

◇ 十月桜

◇ 殿様飛蝗 (とのさまばった)

            
           松嶺院境内には、十月桜が本堂横、遍路道への石垣、高台の遍路みちなどにありますが、
           可憐な花を咲かせています。

◇ 紫苑 (しおん)

◇ 銀杏の実

                         
                        銀杏のあるとき水に落つる音  (高浜年尾)

◇ 竈 (かまど) 造り 漢方茶屋 「日々響 hibiki 」

            
           前後しますが、円覚寺の前に北鎌倉の漢方茶屋 「日々響」 さんで、早めのランチタイム。
           店内では、丁度「竈」の最終工程の漆喰塗の仕上げ作業が行われているところでした。
           二口釜の立派な竈です。
            
             奈良県宇陀市 (うだし) から出向された1級左官技能士の国家試験で 「金賞」 を
             受賞された職人さんの伝統技を見せていただきました。
             暫く乾燥させてから、12月頃に 「火入れ式」 が行われるようです。
             竈で焚いた ”銀シャリ” 美味しいでしょうねぇ。 楽しみです。
                                                       おしまい