鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第880号(2011年12月4日)
◇ 紅葉巡り 朝夷奈切通 (あさいなきりどおし) ①
青空が広がり、初夏を思わせるような陽気の下、久しぶりに鎌倉七口の一つ 「朝夷奈切通」
を歩いてみました。
今日は、横浜側から入ってみました。 環状4号線の鎌倉駅行き 「朝比奈」 バス停で下車
(反対側のバス停は金沢八景駅行き) 直ぐの路地を左に入ります。
程なくして、右手に案内板と庚申塚が見えてきます。
その先の頭上を横切る高速道路 「横浜横須賀道路」 を潜る所から峠道の始まりです。
暫く行くと、石標の立っている分岐点に出ます。 左へ入って、杉木立の中を5分ほど行くと
「熊野神社」 ですが、今回はパスしました。
緩い坂道を上って行くと 「小切通し」 と云われる崖が見えてきます。
その先左側に市境の石標が在る辺りが 「大切通し」 で峠道の頂上付近です。
此処からは鎌倉市 (十二所側) になります。 来た道 (後方) が横浜市です。
大切通しの垂直に切り立った切岸状崖壁には、1mほどの磨崖仏が彫られています。
この辺りまでは、紅葉もあまり観られませんでした。
此処から先はコースの終点まで緩やかな下り坂になりますが、ご覧のように湧水箇所
が在り、泥濘んでいます。 特に雨後はお気を付けください。
峠道は、まだ紅葉し切れない落ち葉で埋め尽くされていますが、寺社の紅葉巡りとはまた違った
晩秋の風情を味わえる場所ですね。
山道は寒いだろうと思い、厚手のコートに、ヒートテックの下着までバッチリ着込んで来たら、
何とこのバカ陽気…あ、いやバカなのは自分の方でして、コートの下はサウナ状態です~。
つづく