鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第881号(2011年12月4日)
◇ 紅葉巡り 朝夷奈切通 (あさいなきりどおし) ②
◇ 西日を浴びて輝く紅葉!
前号からの続きです。
「朝夷奈切通」 頂上付近の大切通しから落ち葉の峠道を下りて来ると、前方に西日を
浴びて輝く紅葉が見えて来ました。 コース終点の「三郎の滝」の在る所です。
十二所(じゅうにそ)側からですと、此方からが始点になります。
三郎の滝の小さな滝壺の直ぐ脇には、切通道を開いたとされる 「朝比奈三郎」 の石碑
が建てられています。 因みに十二所側の案内板は 「朝比奈切通」 となっていますね。
滝の前の車止めの在る所の道を左に行くと 「十二所果樹園」 右に500mほど行くと
「十二所神社バス停」 の在る金沢街道に出ます。
コース途中では、紅葉もあまり目に付きませんでしたが、終盤になって西日に映える
紅葉を目にした時は、思わず 「オオー!!」 感動の声を上げて立ち竦んでしまいました。
写真が下手なので、その光景が巧く撮れませんでしたが、お薦めしたい紅葉スポット
ですね。
紅葉は、三郎の滝付近、十二所果樹園方向への左手山側が紅葉しています。
ショートコースで、紅葉だけ観たい方は、十二所神社バス停から入られた方が近いですね。
西日に映える紅葉を観るには、三郎の滝から100mほど先へ行って引き返しながら観ら
れるといいでしょう。 時間帯は15:00前後でした。
早朝なら、朝日に輝く紅葉も綺麗でしょうねぇ。 また来てみたいですね。
切通しの頂上付近からは、川が形成されて行く過程がみられます。
苔生した崖壁から滲み出す水滴が集まって、緩やかな峠道を流れ、小さなせせらぎから
「太刀洗川 (たちあらいがわ )」 の支流に入り、やがて金沢街道沿いを流れる 「滑川」
の本流へと合流します。
規模は小さいですが、源流を辿ると湧水の一滴から形成されていることが分かりますね。
十二所側の切岸が見えるともう直ぐ金沢街道です。 十二所神社バス停からは鎌倉駅へ。
道を渡った反対側のバス停からは、京急 「金沢八景駅」 行のバスがありますが、一つ先が
終点の 「太刀洗・鎌倉霊園」 行のバスにはご注意ください。
おしまい