鎌倉好き集まれ!いいねぇおじさんさんの鎌倉リポート・第917号(2012年2月18日)
◇ 龍を探して 北鎌倉 / 建長寺 (けんちょうじ)
朝からコバルトブルーの空が広がってはいましたが、真冬並みの厳しい寒さの中、
二週間ぶりに北鎌倉を歩いて来ました。
◇ 鶴岡八幡宮
先ずは、鶴岡八幡宮へ参拝。 大石段脇の河津桜は剪定されたようで、今年はちょっと
淋しい景色になりそうですね。
社殿で 「龍」 の彫り物を発見、何度となく参拝していますが、気づきませんでしたねぇ。
◇ 北鎌倉 建長寺
鎌倉街道の巨福呂坂 (こぶくろざか) トンネルを抜けて、山ノ内の 「建長寺」 へ。
三門、仏殿内に龍の彫り物や絵図はありませんでしたが、仏殿前の燈籠の格狭間と置き香炉の
屋根部分に龍の飾りがありました。
法堂 (はっとう) の天井には、見事な雲龍図が描かれています。
龍の爪は、通常三本で描かれてますが、此方の龍は 「五爪の龍」 ですね。
龍は水を司る神、龍神は火災から建物を護るという意味もこめられているそうです。
曙観音付近の梅は未だ莟の状態。 藪椿やピンク色のワビスケ椿の花が満開でした。
龍王殿 (方丈) では、法事が行われており、龍の彫り物等は確認出来ませんでした。
裏庭園を覗いてみましたが、風が冷たく早々に退散。 唐門前の蓮鉢には、薄氷が張って
いました。
半僧坊への道を石段登り口まで行きましたが、足が痛く数段で断念。
今日は、素晴らしい富士山が見られたのでは。 ザンネン !!
参道の梅は未だ硬い莟の状態でした。 塔頭回春院に廻ってみましたが、山門、本堂外観
からは龍は確認出来ませんでした。 浚渫工事の終わった大覚池には満々と水が貯えられ、
マガモが数羽気持ち良さそうに泳ぐ姿が見られました。
境内に在るほかの塔頭は、中へは入れず未確認。
つづく