鎌倉好き集まれ!ISM-ingさんの鎌倉リポート・第12号(2006年11月22日)
葛原岡神社の写真を探しています。
久しぶりにのんびり猫たちと遊ぼうと葛原岡神社へ。
いたいた・・・早朝の光の中に佇む猫達。
ここの猫達は、神社の方やボランティアの人達により温かく
見守られています。そのせいか、人見知りしない猫が多く、
猫好きにはタマらないスポットなのです。
さんざん猫と遊んで、さてそろそろ社殿にお参りを・・・
と行ってビックリ! 社殿がなくなっていました!!!
鬱蒼とした木立の中、真直ぐに伸びた石畳の参道の奥に鎮座する
あの古色蒼然たる小さなお社の姿が好きだったのにぃ・・・。
さっそく境内を掃除なさっていたご年輩の社守りの方に尋ねると、
修理改築工事ではなく、新築建て替えなんだそうです。
あの社殿の姿はもう、永久に見られなくなってしまいました。
私は知らなかったのですが、平成20年の大規模改修に向けて、
工事が進んでいたのでした。
社守りの方の話では、前の社殿は明治時代に建てられたもの、
とのこと。以前写真を撮ったときには風化が激しかったので
もっと古い時代のものと思い込んでいました。
社守りの方は、ここの社務所に住み込んでおられるそうで、
見るからにおだやかな、それでいてかくしゃくとした様子は
いかにもこの古社の社守りにふさわしい。
こちらが猫好きと見るや、ケージで飼育している3頭の子猫を
解き放って遊ばせてくれました。ラッキー!
この3頭は1週間ばかり前にダンボール箱に入れられ捨られて
いたそうです。面倒を見てくれる人が居るから、とばかりに
生き物を捨てるのは絶対にやめましょうね。
ここで、今回のリポートの本題なのですが、その社守りの方の
お話によれば、取り壊してしまった古い社殿の写真が、手元に
まったく残っておらず、探しておられるそうです。
私も社殿全体を写した写真は撮っておらず、ご覧のようなもの
ばかり・・・ もしこのレポートをご覧になった皆さんの中で、
古い社殿を撮った写真をお持ちの方があれば、是非ともご提供
いただきたくお願いする次第です。
写真はデータではなくプリントで。直接葛原岡神社へお持ち
になっても結構でしょう。遠隔地の方なら、↑の専用掲示板
までご連絡いただくか、または私のHPの掲示板「Photo Diary」
に200kまでの画像アップが可能ですのでそちらへお願いします。
本データのやりとりは別途ご相談の上、こちらでプリントして
社守りの方にお渡ししたいと思います。
ひとつよろしくお願いいたします。
と、いうわけで第12号リポートはおしまいです。
おつきあいいただき、ありがとうございました。