鎌倉好き集まれ!十六夜さんの鎌倉リポート・第21号(2010年2月5日)

鎌倉虚子立子記念館

高浜虚子

由比ガ浜の虚子庵址にある句碑

次女の立子は病弱だった、その為、虚子は明治43年東京麹町から鎌倉由比ガ浜に転居し没年まで居住した。

俳人、小説家。俳句における「客観写生」「花鳥諷詠」を唱え、俳壇の中心的存在となった。句集に「虚子句集」「五百句」「小諸百句」等がある。

江ノ電の線路近くに立つ虚子の句碑

     「波音の由井ヶ浜より初電車」 虚子

くつろいだ雰囲気の中で

記念館入口の看板の文字は画家の小泉淳作氏が筆をとったそうです。

平成13年に「鎌倉虚子立子記念館」が二階堂に開館した。館長は俳人の星野高士氏。館内の5つの部屋が展示室で虚子・立子の作品や愛用品等を展示、貸句会室などもあり、庭を散策したり、くつろいだ雰囲気の中で俳句に親しめる。

館内の庭には、虚子と立子の俳句が並んで刻まれた句碑が立つ。












日当たりの良い広い庭、訪れたのは2月始めで梅もこれからという時期でした、桜の咲く頃もう一度訪れたいと思いました。


☆開館時間 10:00~16:30(入館は16:00まで)

☆休館日  日曜日・祝祭日・年末年始

☆お問い合わせ 0467-61-2688

☆入館の前には電話にて連絡を。

館内の庭の白梅

昭和30年鉄筋コンクリートに建て替えられた。
















旧御用邸門跡地に御成り小学校が建てられ正門として受け継がれている。校名の文字は、俳人高浜虚子が筆をとったそうです。