鎌倉好き集まれ!十六夜さんの鎌倉リポート・第42号(2010年8月28日)
葛原ヶ岡・大仏ハイキングコース (2)
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葛原岡神社
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銭洗弁財天宇賀福神社への道
無患子(むくろじ)の実を拾い早速出発です。
日野俊基朝臣の墓所を右手に、しばらく行くと左に(案内板)下る道があり「銭洗弁財天宇賀福神社」への道です。源頼朝公の夢枕に宇賀福神が立ち・・・発見した清水と言われ、鎌倉五名水の一つです。
日野俊基朝臣の墓所を右手に、しばらく行くと左に(案内板)下る道があり「銭洗弁財天宇賀福神社」への道です。源頼朝公の夢枕に宇賀福神が立ち・・・発見した清水と言われ、鎌倉五名水の一つです。
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右側は梶原方面への道
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逗子マリーナ方面
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佐助稲荷神社への道
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長谷トンネルの上あたり
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鎌倉大仏まで1km
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大仏トンネルのわきを下ります。
葛原岡神社を出て1時間位でしょうか、大仏トンネルのわきに出ました。夏でも峰を歩くせいか風がとおり暑さは感じません、運動不足の人にお勧めです。この日は土曜日だったせいか多くの人とであいました。在住外国人・老夫婦・女性のグループ等、なおトンネルわきを下らずに階段を上って長谷配水池を通り長い谷戸をぬければ極楽寺の稲村ヶ崎小学校前に出ます。
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高徳院 (鎌倉大仏) 阿弥陀如来坐像
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大仏さまは露座でたいへんです
大仏さまで親しまれる高徳院は観光客でいつもにぎわっています。国宝の大仏さまは阿弥陀如来坐像で台座からの高さ約十三メートル、重さ約百二十トンだそうです。当初は大仏殿がありましたが大風や津波の被害をうけ大仏殿はなくなり、礎石だけがのこり露座の大仏さまとなったようです。境内を歩くと礎石があちらこちらにあり、座っている人を見かけます。大仏さまを良く見ますと横にすじのような跡が有り下から順に作られたのがわかります。
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与謝野晶子歌碑
大仏さまの真後ろに、与謝野晶子歌碑があります。この歌は明治三十七年「明星」に発表され、翌年に刊行された歌集「恋衣」に収められており、碑は昭和二十七年に建てられました。
かまくらや みほとけなれど 釈迦牟尼は
美男におはす 夏木立かな 晶子
ほかにも星野立子句碑(23号でリポート済み)・金子薫園歌碑・飯室謙斉句碑が境内にあります。(鎌倉文学散歩) より
かまくらや みほとけなれど 釈迦牟尼は
美男におはす 夏木立かな 晶子
ほかにも星野立子句碑(23号でリポート済み)・金子薫園歌碑・飯室謙斉句碑が境内にあります。(鎌倉文学散歩) より
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大仏殿の礎石