鎌倉好き集まれ!JUNEさんの鎌倉リポート・第156号(2007年2月9日)
The windows of the soul
花芥 ほぐれるほどの雨となり
(大佛次郎)
母
昔々 蜜柑をむいてくれた手を
(小島政二郎)
鎌倉文庫は
悲惨な敗戦時に唯一つ開かれていた
美しい心の窓であった
(川端康成「貸本店」より)
ダレガナントイッテモ
本ハタイセツニシヨウト
ボクハオモヒマシタ
(横山隆一画 ポスターより)
川端康成氏が旦那、高見順氏が筆頭、
二番頭に中山義秀氏氏、それに久米正雄氏が顧問・・・
後見人格で、看板を書いたり小僧にもなるというのが
フクチャンの横山隆一ドン・・・
なにしろ作家のたくさん住んでいる鎌倉のことだから、、、
(朝日新聞「青鉛筆欄」より)
収蔵品展 鎌倉文人録シリーズ1
『貸本屋 鎌倉文庫とその時代』
長谷の鎌倉文学館にて
2007年4月22日(日)まで