鎌倉好き集まれ!JUNEさんの鎌倉リポート・第81号(2005年11月11日)
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木立の向こう
白い煙が立ちのぼる。
朝の居士林 落葉焚き。
『思えば遠くに来たもんだ、、、なぁ~』の風情。
万両にふとふれしとき豊かなり
(山崎ひろ子)
緋毛氈敷きの茶席は
ひっそりと温もりを待つ。
そよぐ楓の葉は
ひそやかに《その時》を待つ。
もぅいいかい?
まぁだだよ。。。
えっ?今、何か聞こえた???
あたたかいね
ほのぼのするね
ねむたくなるね
日溜りに 石蕗の花
石段に腰掛け、絵筆を握るおじさんがひとり。
こちらに気付くと、その手を休めて顔をあげた。
帽子の奥 静穏な眼差しは、
「ココハナイショ、、ナイショ、、、ダヨ」
そう語っているように見えた。