鎌倉好き集まれ!山田海人さんの鎌倉リポート・第120号(2006年4月24日)

銀化ビン

 鎌倉ならではの打ち上げものはこの銀化ビン

 ガラスビンが怪しく銀色、金色にきらめく

 のが鎌倉名物”銀化ビン”
 長いこと海底ではぐくまれたガラスビンは

 じょじょにガラスビンの内側が化学変化を

 起こして光があたると金色にきらめいて

 くる。 ホントにきれいなきらめきだ。
 進駐軍が飲んでいたコカコーラのビンも

 このように”銀化”している。
 ”銀化”も最初はブルーのきらめきからはじまる。

 そしてシルバー、最後はゴールドに変わっていく。

 さらにビンから剥離して薄膜になって剥がれて

 しまう。30年~50年の刻を経てはじめて

 ”銀化”するのだ。
 昭和50年代の調味料のビンも”銀化”がはじまっていた。

 鎌倉の海がガラスビンを真珠のように美しく変えて

 しまうのだ。

 (おかげさまでこの1年間に120号まで
  出すことができました。)