鎌倉好き集まれ!山田海人さんの鎌倉リポート・第154号(2006年7月18日)

椰子の実一つ

 昨日は海の記念日でしたね。

 和賀江島の碑の下に椰子の実が一つ打ち寄せられ

 ていました。
 椰子の実はココナッツメールとも呼ばれ

 昔はこれにメッセージを書いて流したと

 言われています。もちろん郵便のない昔の

 ことです。
 椰子の実には表面の皮はすでに無く

 繊維質がむき出しになっています。そこに

 エボシガイが一杯付着していました。
 エボシガイはほぼ全面に付いています。

 波やうねりで浮いている向きが変化して

 いるようです。
 このエボシガイは椰子の実と運命を

 共にするわけですが、これだけ大きく

 なったところを見ると椰子の実は1ヶ月

 ほどは黒潮に流されて来たのではないで

 しょうか。