鎌倉好き集まれ!山田海人さんの鎌倉リポート・第22号(2005年6月27日)

カツオの烏帽子? 人魚の財布?

バフンウニの殻 自然の美ですね

 鎌倉の海もいよいよ明日6月28日から「海開き」海水浴
シーズンの始まりです。
 海の家が建てられた浜辺を散策していたらきれいなものが
落ちていました。 最初の画像はバフンウニの殻です。よく
落ちているものですがじっくり見ると自然の美ですね。
 土曜は南風が吹いていたので沖合からカツオノエボシ 
またの名を電気クラゲが打ち寄せられていました。
 黒潮に乗って遠く南からきたもので、カツオが釣れる
走りにこのクラゲが来るのでカツオの名が付いているの
です。 刺されると激しい痛みがあるので気をつけまし
ょう。

カツオノエボシ またの名を電気クラゲ

カツオノカンムリも寄せられていました。

 カツオノエボシに混じってカツオノカンムリも
寄せられていました。 中央の二匹、このクラゲは
ヨットのようにセールを立てて南風に乗ってくるの
で、ヨットマンのようでかっこいい!。
 カツオノカンムリは電気クラゲのように刺さない
ので安心! 
 海のものはいい名前が付けられているものが多く
これも”人魚の財布”とはいい名前です。
 人魚と言えば、ジュゴンですがデンマークの人魚
をイメージすると人魚の財布とはよく名付けられた
ものだと思います。

 海水浴シーズンの海は、電気クラゲ(カツオノエ
ボシ)やアカクラゲなど危険な生き物が寄せられて
くる場合があります。親の方は海水浴前に浜辺のチ
ェックをお願いします。

人魚の財布とよばれるサカタザメの卵の殻