鎌倉好き集まれ!山田海人さんの鎌倉リポート・第283号(2007年9月3日)

昭和の牛乳瓶

 今日は昭和10年から20年ごろの

 古い牛乳瓶を紹介しましょう。

 180cc入りの牛乳瓶です。国産初の

 紙製蓋の牛乳瓶です。これ以前は

 スクリューキャップでした。
ちょっと見づらいのですが、肩のところ

にエンゼルマークがエンボス(凹凸文字)

で描かれていました。
そうです。森永乳業の牛乳瓶です。

文字も右から左へ読む、当時の右横書きです。
そして、そして全乳一、八竕入と書かれています。

漢字の竕はデシリットルと読みます。
底はうっすら製造メーカーのマークらしき

ものが描かれていました。

当時の牛乳瓶はとても個性的で存在価値の高い

ものでした。