鎌倉の海はいつも新鮮な話題を提供

してくれる。

この三連休の浜辺には不思議な光景が

待っていた。　波に乗って浜辺を移動して

いる通称「ナミノコガイ」フジノハナガイ

が潮溜まりに集まっているのだ。

普段は急いで砂の中に隠れてしまう

フジノハナガイがどうしたことだろう。

疲れて砂の中へ潜れなくなったのだろうか？

良く見ると貝が立っていて疲れたようすは

ない。貝がふれ合うように重なっているのだ。

天敵のシギに見つかってもいいのだろうか？

それほど大事なことなのだろうか？

まさに全員集合して大切な打ち合わせを

しているようでもある。

１年に一度のことと言えば繁殖のための

集まりなのだろうか？

今回は浜辺の潮溜まりにフジノハナガイ

が重なるように集まることがあると理解

しておこう。

しかし、次の機会には何のために集まるのか

もう少し観察してみよう。　

浜辺に来ると、いつも何かこうして海から試されて

ているように思う。