鎌倉好き集まれ!山田海人さんの鎌倉リポート・第3号(2005年5月2日)
よみがえったガラスビン
鎌倉の浜辺には時折、ガラスビンが打ち上げられていることがあります。
ビンの中にメールが封入されているガラスビン(メッセージボトル)や、フタがされていて
海面に浮いて黒潮に流されてきた漂着ボトル、鎌倉で使われていたものが台風などで海へ
流されて、「うねり」で打ち寄せられたガラスビン(ビーチボトル)などです。
この中で、地元で使われていたガラスビンには貴重なものがあります。 鎌倉の海は水深の
浅い(5m以内)海域が遠くまで続いているので昔からの陶器のかけらやガラスビンが
砂泥の海底に埋まっています。 そして台風や荒天の大きなうねりで海底が巻き返され、
海底に露出したガラスビンが沖からの波で砂浜に打ち寄せられています。
これらのガラスビンは、飲み物のビン、薬のビン、化粧品のビン、目薬のビン、薬品のビン
などいろいろありますが、大きな容器は壊れやすいので割れてビーチグラスになってしまいます。
一方、小さな容器は、丈夫にできているので壊れずに原型を保ったまま打ちあがる機会が多く
あります。 これらのビンから豊かな鎌倉の暮らしがヒモ解けるかも知れません。
ガラスビンにはいろいろな情報(形状、文字によるエンボスで商品名、会社名、地名など)が
ありますので、丁寧にみると流通していた当時の時代考証の参考になります。 こうして拾った
ものからどのように使われていたものか、どこにあったものか、どうしてここへ流れついたのか
調べて、考察すると”小さな発見”と”新しい知識”が得られます。
私が集めたガラスビンの中には、海底で何十年も眠っていて、ガラスが海水と貧酸素状態で
化学変化を起こして銀色に煌めく”銀化現象”のビンも多く見つかっています。
このガラスビンは海底に眠っていた証でもあり、他にはない「海からの貴重なガラスビン」です。
ビンの中にメールが封入されているガラスビン(メッセージボトル)や、フタがされていて
海面に浮いて黒潮に流されてきた漂着ボトル、鎌倉で使われていたものが台風などで海へ
流されて、「うねり」で打ち寄せられたガラスビン(ビーチボトル)などです。
この中で、地元で使われていたガラスビンには貴重なものがあります。 鎌倉の海は水深の
浅い(5m以内)海域が遠くまで続いているので昔からの陶器のかけらやガラスビンが
砂泥の海底に埋まっています。 そして台風や荒天の大きなうねりで海底が巻き返され、
海底に露出したガラスビンが沖からの波で砂浜に打ち寄せられています。
これらのガラスビンは、飲み物のビン、薬のビン、化粧品のビン、目薬のビン、薬品のビン
などいろいろありますが、大きな容器は壊れやすいので割れてビーチグラスになってしまいます。
一方、小さな容器は、丈夫にできているので壊れずに原型を保ったまま打ちあがる機会が多く
あります。 これらのビンから豊かな鎌倉の暮らしがヒモ解けるかも知れません。
ガラスビンにはいろいろな情報(形状、文字によるエンボスで商品名、会社名、地名など)が
ありますので、丁寧にみると流通していた当時の時代考証の参考になります。 こうして拾った
ものからどのように使われていたものか、どこにあったものか、どうしてここへ流れついたのか
調べて、考察すると”小さな発見”と”新しい知識”が得られます。
私が集めたガラスビンの中には、海底で何十年も眠っていて、ガラスが海水と貧酸素状態で
化学変化を起こして銀色に煌めく”銀化現象”のビンも多く見つかっています。
このガラスビンは海底に眠っていた証でもあり、他にはない「海からの貴重なガラスビン」です。